WHO身体活動・座位行動ガイドラインの紹介

こんにちは!

トレーナーのSAKIです🤗

今日は昨日と打って変わって快晴&気温がぐんと高いですね。

雨の日に溜まりまくった洗濯と、布団を干し、ベビー布団も洗濯し、干し。。。

と朝から活発に家事をしました🌞

 

天気が良いとやることが多いですね。

このぽかぽか陽気のせいもありますが、ここ最近夜の眠りが浅く寝不足が続いているため朝食を食べた後ウトウトしてしまいます。

この出産前の睡眠不足もホルモンの影響だそうで、赤ちゃんの授乳の時間などに合わせて母親の睡眠も浅くなるのだとか。もう育児が始まっているのですね🥺

ならば仕方ない、と

ガッツリ寝てしまわないように30分だけ睡眠を取りました。

 

 

午後からまたウォーキングに行かねば!

 

 

さて、本日はタイトルにある「WHO身体活動・座位行動ガイドライン」について紹介します。

私は健康運動指導士としてNPO法人日本健康運動指導士会に所属しています。

3月にこの「WHO身体活動・座位行動ガイドライン」に関する記事が大きく発表されていたので今回はそれについてお伝えします。

 

2010年にWHO(世界保健機関)が発表した身体活動ガイドラインの改訂版として2020年11月に新たに発表されました。

 

ガイドラインの内容としては

①身体活動は心身の健康に寄与する

定期的な身体活動は心臓病や糖尿病、がんなどといった疾病の予防・管理に貢献し、うつや不安の症状を軽減し、思考力・学習力・総合的な幸福感を高める。

 

病気のリスクだけではなく、身体を動かすことによって気持ちもリフレッシュされ、その後の活動に良い影響を与えるということです。

私も運動したあと、気分がリフレッシュされたり、頭が急に冴えてヒラメキが降りてくることもあります。

 

②少しの身体活動でも何もしないよりは良い。多い方がより良い。

少なくとも成人は1週間で150〜300分の中強度の有酸素運動または高強度の有酸素運動を、子供や青少年では1日平均60分の中強度の有酸素運動が推奨される。

 

150〜300分となるとすごい量の運動をしないと行けないと感じますが、1日平均40分ほどです。

「少しの身体活動でも」とあるので家事をしたり、買い物へ歩いて行くなど「よし!運動するぞ」と意気込まなくても良いです。よほど寝込んでいない限り40分なんてあっという間ですね。

 

③すべての身体活動に意味がある

仕事やスポーツ、余暇、移動(ウォーキング、スケートボード、サイクリング)だけでなく日じょの生活活動や家事も身体活動に含まれる。

 

②の補足なようなものですね。とにかくなんでも良いんです!座る・寝る以外は!

 

④筋力強化は全ての人の健康に役立つ

高齢者(65歳以上)は転倒予防と健康増進のために筋力の強化だけではなく、バランスと協調性(身体の各部位を調和して思い通りに動かせる能力)を重視した身体活動を取り入れるべきである。

 

子供や青少年は筋肉や骨を鍛え、成人は健康増進のために全ての主要筋群を使用する筋トレ、慢性疾患や障害があっても中強度以上の筋力強化が必要とされています。

 

⑤座りすぎで不健康になる

心臓病、がん、2型糖尿病のリスクを高める。座りっぱなしの時間を減らし、身体活動を行うことは健康に良い。

 

2010年の身体活動ガイドラインと違うのが特にこの項目です。

新型コロナウイルス感染症の影響で、リモートワークやデスクワーク、おうち時間が増えたことにより、「座りっぱなし」の状況が増え運動量が減っているのでしょう。

もちろん自宅での「宅トレ」も流行ってはいますが、それ以外の時間は外へなかなか出かけたりなどできずにじっとしている人が多いですよね。

 

⑥身体活動を増やし、座位行動を減らすことにより妊娠中及び産後の女性、慢性疾患のある人や障害のある人を含む全ての人が健康を得られる

 

妊娠中・産後の女性では身体活動により妊娠高血圧症、妊娠糖尿病、過剰な妊娠中の体重増加、分娩合併症及び産後うつ、また新生児合併症のリスクを減少させることができる。妊娠中・産後の身体活動による出生体重への悪影響や死産のリスクの増加はない。

 

今回のガイドラインで特にこの項目があったので紹介しました。

普段はガイドラインをちゃんと読みません。笑

ただ注意事項として、

・過度の暑さ、特に湿度が高い時は運動を避ける

・水分補給をこまめにする

・身体的な接触を伴う身体活動、転倒の危険性が高い姿勢、酸素供給を制限する可能性のある活動

・妊娠中期以降は仰臥位での活動を避ける

など、医師の判断が必要場合の活動などは注意が必要です。

 

以上、健康運動指導士らしく今回のガイドラインを紹介しましたがいかがだったでしょうか?

国のガイドラインはただ示しているだけではなく行動することが大切です。

このブログを読んでくださった方が少しでも活動量を増やし、健康増進に向き合ってくださると嬉しいです。

なんでも良いんです!とりあえず、今座ってブログ読んでる方!立ちましょう。笑

それだけで健康ゲットです。

ちょっと真面目なお話でしたが最後まで読んでくださってありがとうございます❤️

 

 

では、本日はここまで。