更年期〜起こりうる事part3 【転倒しなくても骨折してしまう?】

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高齢者に起こり得る事part1【温度差】(こちら→)

高齢者に起こり得る事part2【転倒(骨折)の恐ろしさ】(こちら→)

 

前回part2(こちら→)では、

【転倒(骨折)の恐ろしさ】

をテーマにお伝えしましたが、

 

今回は、

【転倒しなくても骨折してしまう生活習慣】

についてお伝えします‼️

前回のテーマ(こちら)と合わせて、意識して生活を送って頂ければ、

極力予防する事ができると言えると思います。

 

では、いきます!!

 

【骨折リスクの高い人の生活習慣】

 

①喫煙習慣のある人

特に女性の閉経後の喫煙者は

非喫煙者と比較して

60歳で17%

70歳で41%

80歳で71%

と、急激に危険率が増すというデータがあります。

②向精神薬を服用している人

服用すると、47%リスクが増すというデータがあります。

 

③プロトポンプ阻害薬を服用している人

(胃酸分泌を抑え、胃潰瘍などを治療し逆流性食道炎に伴う痛みや胸やけなどを和らげる薬。)

服用すると30%リスクが増すというデータがあります。

 

④低体重の人

標準体重に比べ肥満によって大腿骨骨折リスク34%減少

もちろん、肥満度によります。

可動域を制限するほど太ってしまっては逆効果です。

※肥満によってというと語弊があるかと思います。じゃあ何故肥満という単語が使われているのか!?

それは、日本はBMIが25%以上で肥満という区分になる為、体重のほとんどが筋肉の場合でも肥満と区分されているからです。

これは今後見直されていく事と予想されます。

低体重の高齢者は、食が細く、必要な栄養素を摂取出来ていない傾向にあると言えると思います。

高齢者ドライバー

⑤多量のカフェイン摂取

未接種者と比較して3倍リスクが増す

※カフェインと言うとコーヒーを想像する方が多いかと思いますが

お茶にもカフェインが入っている為、飲み過ぎに注意が必要です。

 

⑥未経産の人

(出産を経験していないこと)

出産した事がある女性よりリスクが増すというデータがあります。

 

⑦持病のある人

糖尿病、腎臓病、呼吸器疾患、慢性関節リウマチなどは骨粗鬆症のリスクとなる持病と言えます。

 

⑧卵巣の手術をしたり、ホルモン治療を受けている人

 

⑨ステロイド薬など、骨粗鬆症に注意が必要といわれる薬を飲んでいる人

からだを鍛えつづける

⑩外に出て日光を浴びない人

日光によりビタミンDが作られ、カルシウム生成を助けます。

食事で取れるビタミンDより日光で作られるビタミンDの方が遥かに多いです。

 

⑪加工食品、スナック菓子や清涼飲料水を好んで摂取する人

それらにはリンが多く含まれています。リンを摂りすぎるとカルシウムの吸収を抑制しますので、取りすぎには注意が必要です。

 いかがでしたでしょうか?

 また、カルシウムの吸収・骨への沈着を助けるビタミンK・B群、そしてカルシウムを骨の材料として吸収するために必要なエネルギーやたんぱく質がきちんととれていることも大切となります。

 ご参考になさって下さい。

皆様の健康寿命が伸びるよう応援しています。

 

※上記データが女性中心のデータのようになっているのは、女性の方が、加齢により骨密度が低くなる為です(50歳代の女性は24%が骨粗鬆症というデータがあります)

⬇️シリーズブログ⬇️

高齢者に起こり得る事

part①温度差の恐ろしさ(こちら→)

part ②転倒(骨折)の恐ろしさ!▷こちら

part ④骨折は手術で回復しない?▷こちら

part ☆40代が大切?認知症にならない為にどうしたら良いのか

こちら

part ⑥手術後の回復と認知症の意外な関係とは?▷こちら

part ⑦生き甲斐とは?▷こちら

 

杉浦