女性ならではのダイエットの効果、問題点

◆ダイエット効果は性別によっても異なる?

男性と女性では身体のつくりが異なるため、それぞれに合ったダイエット方法も異なっていきます。

ある男性が大幅な減量に成功したダイエット方法も、ある女性にとってはまったく効果がないということもありますし、その逆もしかり。性別に合った適切なダイエット方法を選ぶことで、より高い減量効果を期待することができます。

 

脂肪のつき方は男女で異なる

「メタボリックシンドローム」の改善が話題にあがった際に主なターゲット層が中年男性だったことからも分かるように、男性は女性よりも内臓周辺の脂肪がつきやすい傾向にあります。

男性と女性のダイエット

対して女性は、女性ホルモンの影響で内臓脂肪よりも皮下脂肪がつきやすいのが特徴です。

女性らしい丸みをおびた体型はこの女性ホルモンによる作用が大きいのですが、その分同じような体脂肪率の男性と比べても脂肪の量が見た目に反映されやすいのです。

また、皮下脂肪は内臓脂肪と比べて燃焼がゆるやかで、なかなかダイエット効果があらわれないという特徴があります。そのため一般的に男性の方が女性よりも減量のスピードが速く、同じようなダイエット方法をしても効率が高いとされています。

 

筋肉量が異なるので、代謝に違いがでる

女性と男性では筋肉のつき方も異なります。1日中じっとしていても生きているだけで消費されるカロリーのことを「基礎代謝」と呼びますが、この基礎代謝は人によって異なり特に筋肉量に大きく左右されるところがあります。

基礎代謝のうち実に40%以上が身体についている筋肉量に依存するとされていて、筋トレや運動を行い、筋肉を増強することはそのまま基礎代謝の向上にも繋がります。

男性らしいがっしりとした体格は、骨格はもちろんですが、女性と比べて筋肉量が多いことも一因となっています。女性は男性と比べると華奢で、身体つきがしなやかである分筋肉がつきにくいため、基礎代謝も男性より少ない傾向にあります。

 

体力に差があるので、運動量を考える

男性は女性と比べると生まれつき力も強く、体力も多い傾向にあります。そのためダイエットのためにストイックな筋力トレーニングや長時間の運動をそのため男性向けのトレーニングメニューを女性が実践すると、挫折や身体を壊す原因となってしまいます。

女性は男性と比べると肉体労働に従事している割合も少ないため、どうしても運動不足になってしまうのも特徴です。しかしはりきっていきなり厳しいメニューをこなそうとすると、下半身を痛めてしまう場合があります。特に肥満傾向のある方はいきなり激しい運動をして膝を壊してしまう方も少なくありません。

徐々に身体を慣らしていくつもりで、まずは手軽に取り入れられる散歩やストレッチなど、軽い運動からはじめるのがおすすめです。

 

◆女性におすすめのダイエット

筋肉量を増やして代謝をあげる

女性におすすめ

女性は男性と比べて筋トレをしても筋肉がつきにくいのですが、既についてしまった脂肪を燃焼させるためにも、太りにくい身体をつくるためにも基礎代謝はダイエットにとって重要なファクターです。

しかし前述の通り女性は男性と比べ筋肉がつきにくいため、思うような成果を得られず途中で挫折してしまう方も少なくありません。

そのため運動同様にはじめは無理をせず、続けられる範囲で筋肉量を増やすトレーニングを行っていきましょう。

また、筋トレに関しては、ただやみくもに続けていてもあまり効果はありません。適切な方法で、しっかりと鍛える筋肉を意識して、継続してトレーニングを行うことが大切です。

さらに筋肉の材料となるタンパク質を積極的に摂取することで、トレーニングの効果をより高めることができます。手軽なタンパク源としては卵やお肉、お魚などが一般的ですが、ダイエットの妨げとならないようなるべく脂質の少ない食材を選ぶようにしましょう。

また、プロテイン飲料やサプリメントを活用することで普段の食事で不足しがちな栄養素を同時に補うこともできます。

 

楽しく続けやすい運動方法を探す

女性の場合はデスクワークや家事の時間が長く、運動習慣があまりないという方も少なくありません。ダイエットは何よりも継続が大切です。いきなり激しい運動をするよりも、手軽に取り入れやすく、楽しんで行えるものを選ぶようにすると良いですね。

散歩が好きな方はいつもより少し早歩きで近所を歩いてみたり、泳ぐのが好きな方はプールに通うなど、自分が好きな運動を見つけてみましょう。最近は社会人や主婦向けの運動サークルも多いので、学生時代にやっていた部活や以前から興味のあったスポーツをはじめるのも良いでしょう。

自宅でヨガ

中々外に出かける時間がとれないという方には、自宅で行えるヨガやピラティスなどがおすすめです。簡単なものは数分で行えますし、体幹を鍛えながら女性らしいしなやかなボディラインをつくることもできます。

また、運動は1人で取り組むよりも家族や友人と一緒に行う方が楽しく続けられる場合もあると思います。人の目があることで集中して取り組むことができますし、ダイエットのモチベーションアップにも繋がります。

また、特に女性のダイエットにとって大切な「筋力トレーニング」に関しては自己流ではあまり効果がでないこともあります。ジムをはじめとしたトレーニング施設も、1人で黙々とやるよりもトレーナーがついて、しっかりとした指導をしてくれるところがおすすめです。

 

食事制限は控えめに

食事制限は控えめに

ダイエットにチャレンジしようとして、まず真っ先に食事量を制限する女性は少なくありません。しかし、過度な食事制限は健康によくありませんし、何よりタンパク質の摂取量が低下すると筋肉が落ちて基礎代謝が低下してしまいます

もしダイエットが成功しても、基礎代謝が低下した状態ではすぐにリバウンドしてしまいますし、ただ体重が落ちるだけで見た目にもよくありません。

もちろん適度なカロリー制限や食事内容の見直しは大切ですが、必要な栄養素をしっかりと見極めて無理なく健康的な食生活を続けていきましょう。

 

◆女性らしいボディラインをつくるためには?

しなやかボディをつくるための方法

女性の場合はただ体重を落とすだけではなく、モデルさんや女優さんのようなボディラインに近づけたいという方も多いですよね。

脂肪燃焼だけではなく、理想的なボディラインを手に入れるためにもやはり筋力トレーニングが大切になります。中には「筋肉をつけてがっしりした体型になりたくない・・・」という方もいると思いますが、バストを支えるためにも、ウエストラインを綺麗にするためにも、美脚を手に入れるためにも、適度な筋肉は必要不可欠です。

また、しなやかなボディをつくるためには身体の内部の筋肉である「インナーマッスル」がとても重要になります。このインナーマッスルは日常生活で使う機会が少ないため鍛えるのが少し難しいのですが、意識して鍛えることでポッコリお腹を解消し、くびれたウエストをつくることができます。

 

日々の食事から女性らしい身体に

前述の通り過度な食事制限は厳禁です。食事量を減らして身体にとって必要な栄養素が不足すると肌荒れを起こしたり、髪がボロボロになってしまうこともあります。体重が減っても、見た目が美しくなければ意味がありませんよね。

野菜を中心にヘルシーな献立を心がけ、筋肉の材料となるタンパク質を意識して摂取するようにしましょう。また、ダイエットの天敵とされている炭水化物ですが、特にお米は実は腹持ちがよく、食物繊維も豊富なので便通を改善する効果も期待できます。

特定のものだけを食べたり、極端に量を減らすことなく、栄養バランスの優れた食事をとるようにしましょう。